開発エンジニアが転職をする際、“できるエンジニア”という印象を与えるような履歴書を作成すれば、即戦力として採用してもらいやすくなります。
できる開発エンジニアの履歴書におけるポイントを押さえておきましょう。
できる開発エンジニアを目指そう!転職に有利な履歴書の書き方①
開発エンジニアは、運用エンジニアよりも高いスキルと経験が求められる場合が多いです。
履歴書において第一印象を大きく左右するのは、“職歴”の書き方です。
できる開発エンジニアは、“見やすさ”を重視した職歴を作成します。
応募が多い企業では、採用担当者のしっかりと1枚1枚の履歴書に目を通す時間がないことも考えられます。
したがって、見やすさを重視した職歴を作成すれば、採用担当者の目に留まりやすくなるのです。
また見やすさを重視しながらも、開発エンジニアとしてアピールすべき部分はきっちり記載します。
前職の情報は入社した日付だけでなく、その企業の業種、そして従業員の数を記載するようにしましょう。
そうすれば、履歴書で簡潔に前職の規模や概要を伝えることができます。
またその下に、その企業での配属先、業務内容を簡潔に記載します。
業務内容は“○○として、○○を担当”といったようにまとめます。
もちろん異動や昇進など、開発エンジニアの転職に有利な情報は必ず記載しましょう。
例えば役職の横に部下の人数を記載すれば、どれくらいの人数をマネジメントしていたのかをアピールできます。
できる開発エンジニアを目指そう!転職に有利な履歴書の書き方②
職歴と並んで、履歴書における重要なポイントと位置付けられるのは“志望動機”です。志望動機は、履歴書において唯一自分の意見を記載できる場所です。
ただ自分の意見を押し通すわけではなく、応募する企業の事業内容や方針を加味した上で記載しましょう。
また志望動機は、“過去→現在→未来”という順番を意識して記載するようにします。
前職で自分はどういうことをしてきたのか、応募する企業に入社することでどんなことができるのか、そして将来的にどうなりたいのかというのを、順序立てて記載します。
この順番を意識すれば、採用担当者に“自分のことを分析している開発エンジニア”というイメージを与えやすくなります。
逆に記載すべきではない内容は、“抽象的な志望動機”です。
例えば“どんなことにも一生懸命”や“御社の事業内容に興味がある”といった内容です。
また“御社の商品が好きで”などという内容も、できる開発エンジニアとしてのアピールはしにくいでしょう。
その他、“甘えている”という印象を与える内容もNGです。
例えば、“御社の教育を通じて、スキルアップを目指します”というような記載は、一見向上心があるように感じますが、“企業に育ててもらう”という甘えが見えてしまう内容となります。
そして1番あってはならないのは、志望動機で採用担当者に“何も考えていない開発エンジニア”という印象を与えてしまうことです。
開発エンジニアとしてのスキル・実績がある方は、志望動機で“何も考えていない”という印象を与えてしまうと、なおさらもったいないと言えるでしょう。
あと細かいポイントとしては、志望動機の記入欄の8割以上は埋めるようにしましょう。
志望動機は職歴と違い、簡潔にまとめすぎると採用担当者に与える印象が薄くなります。
まとめ
できる開発エンジニアは、採用担当者に“くどい”という印象を与えず、自分のアピールポイントをしっかり伝えることができます。
そして履歴書は職務経歴書と比べて、どちらかと言うとおろそかになりがちな傾向があるので注意しましょう。
また履歴書において個性を出すのは悪いことではありませんが、奇をてらったことを意識する必要はありません。