フリーランスエンジニアにとって、働く場所はとても重要な要素です。オフィス環境によって、仕事の出来や進み具合は大きく変わります。
フリーランスエンジニアは、最低限パソコンとネット環境があれば仕事ができます。最近では日本だけでなく、海外で働くエンジニアも増えています。仕事場所を自分の都合によって変更できる点は、大きなメリットと言えます。
フリーランスが働ける代表的な仕事場としては、次のような場所が挙げられます。
- 自宅
- レンタルオフィス
- シェアオフィス
- コワーキングスペース
- カフェ
今回の記事では、上記の場所についてオフィス環境としてのメリットとデメリットを紹介していきます。
自宅
自宅で働くメリットとは、何といってもコストの安さです。レンタル料金や食事代等の費用を抑えられるため、倹約派のエンジニアにおすすめできます。
さらに、子供の世話や親の介護など、どうしても家で働かなければならない理由がある場合は、必然的に自宅で仕事をすることになります。お世話が必要な人を自分の目で見ていられるため、心理的に安心できます。
デメリットとしては、気分転換がしにくい点が挙げられます。自宅だけでずっと働いているとストレスが溜まりやすくなります。たまには外に出ることで、仕事へのモチベーションを上手く保ちましょう。
レンタルオフィス
レンタルオフィスとは、オフィスとしてスペースを借りるサービスを指します。インターネット回線だけでなく、机や椅子、プリンタ、会議室など、仕事に必要な道具や施設が揃っています。
レンタルオフィスのメリットは、住所や電話番号を取得して法人化できる点です。フリーランスが会社を設立して法人化すると、税金の節約や経費での購入など様々な利点があります。さらに、社会的な信用を得やすく仕事の営業にも繋がります。
デメリットとしては、月々の費用が高いことが挙げられます。フリーランスとしての収入が安定してから、レンタルオフィスの利用を検討することをおすすめします。
シェアオフィス
シェアオフィスとは、複数の利用者で同じ仕事場を共有するスペースを指します。レンタルオフィスと同様に、住所や電話番号が取得できるため法人化も可能です。
シェアオフィスとレンタルオフィスの違いは、オフィスを一人で占有するか多人数で共有するかの違いです。シェアオフィスは複数人で利用するため、一般的にレンタルオフィスよりも月々のレンタル料が安くなります。
シェアオフィスのデメリットは、オフィスを占有できないことです。機密性の高い情報はオフィスに置けません。また、同じオフィスをシェアする人と性格が合わず、居心地が悪くなることも考えられます。
コワーキングスペース
最近、街中ではコワーキングスペースをよく見かけるようになりました。仕事場がカフェのようなオープンスペースになっており、プリンタやドリンクバーなど様々な設備を共有できます。
利用料金に関しても、一日単位や月額単位など自分の都合に応じて様々な期間を選択できます。期間が長くなるほど、一日当たりの利用料金は割安になります。
コワーキングスペースのデメリットとしては、月額単位で契約してしまうと日によって場所を変えられない点が挙げられます。また、日や時間によってはスペースが混んでおり、利用しにくいこともあります。
カフェ
最近のカフェは、Wi-Fiを利用できるお店が増えています。フリーランスエンジニアは、ノートパソコンを持ち込むことで仕事が可能になります。
カフェのメリットは気分によって場所を変えられる点です。毎日働く場所を変えられるため、気分転換がしやすくなります。
デメリットとしては、仕事場としての設備が不足していることです。例えば、無料Wi-Fiで電源付きのカフェはそう多くありません。さらに、24時間営業のお店となるともっと少なくなります。
まとめ
フリーランスエンジニアが仕事を続けていくために一番重要なポイントは、モチベーションの維持です。仕事場所を変えながら、上手く気分転換を図りましょう。
