エンジニアは転職に成功した入社後であっても、まだすぐには安心できません。
“入社後のギャップ”は、誰もが経験する1つの壁だと言えるでしょう。
つまり入社前に想像していたことと、入社後の現実が異なっていたという状況ですね。
今回は入社後のギャップを埋めるスキルについて解説し、今後の動向についても併せて解説します。
【エンジニアの転職】入社後のギャップとは具体的にどんなものがあるのか?
エンジニアの転職で1番ありがちな入社後のギャップとして、“自分がやりたい仕事ではない”というギャップがあります。
例えばインフラ系エンジニアとして入社したにも関わらず、入社後の業務はほとんどがプログラミングだということもない話ではありません。
エンジニアと一口に言っても、細分化すればさまざまな役割に分かれます。
実績や経験が豊富なエンジニアほど、入社後に“自分がやりたい仕事ではない”というギャップを感じやすくなるでしょう。
入社後のギャップが大きければ大きいほど、エンジニアの勤労意欲がなくなっていきます。
面接で入社後のポジションを詳しく質問したとしても、入社後に企業に懇願されたら、違う業務をすることになってしまいます。
ではこのような入社後のギャップは、どうやって埋めればよいのでしょうか?
【エンジニアの転職】入社後のギャップを埋めるにはどうすればいい?
エンジニアの転職で入社後のギャップを埋めるには、まず“理想は理想であって、現実ではない”と考えることが大切です。
つまり自分がやりたい業務はあるものの、入社後に必ずその業務ができると考えて入社しないということです。
そう考えれば、もし入社後に自分がやりたい仕事ができた場合、喜びもひとしおです。
またもし理想の仕事ができなくても、ギャップはかなり少なくなるでしょう。
“将来のプラン”と“理想”は、似ているようでまったく異なります。
将来のプランは、しっかりと道筋を立てて現実的に考えるもので、理想は実現できるかどうか不確定なものなのです。
それを加味すれば、入社後に自分がやりたい仕事ができなくても当然と割り切って、勤労意欲も保てるのではないでしょうか。
【エンジニアの転職】入社後のギャップを埋めるスキルにおける今後の動向
入社後のギャップを埋めるスキルは、今後どのような動向を見せるのでしょうか?
エンジニアは実績や経験、資格が非常に求められる職業です。
ただ人材不足が顕著な職種であることも事実です。
つまり経験豊富なエンジニアが入社後のギャップを感じるシーンは、これからも増加していくことが考えられるでしょう。
入社後のギャップを埋めるスキルの動向としては、先ほど解説した“理想と現実は違うと割り切る”という方法がますます有効になると考えられます。
そう考えないと、入社後のギャップをダイレクトに感じ、“転職に失敗した”と考えるエンジニアも増加してしまうかもしれません。
そうなってしまうと、エンジニアの転職自体の動向も、お先真っ暗な状況になってしまいます。
まとめ
先ほども触れたように、エンジニアの転職では、これからも入社後のギャップを感じるシーンは多々あるでしょう。
ただそのギャップを解決しようとしなければ、“転職に成功した”と感じるエンジニアはどんどん減少してしまいます。
現在転職を目指しているエンジニアは、“入社後には必ずギャップが待っている”と考えておいて損はないと思います。
これは本当にギャップが待っているわけではなく、それくらいの気持ちを持っていれば、“入社後のギャップをギャップと感じなくなる”という効果がある考え方なのです。
エンジニアの転職における動向が明るいものになるように、転職するエンジニア自体が道を切り開いていく必要があると言えるでしょう。