最近、世界的に注目を集めているのがAI(人工知能)の分野です。市場規模は年々大きくなり、様々な企業がAIの分野へ参入しています。それに伴い、AIエンジニアの需要も急速に高まっています。
エンジニアの中には、AIに興味があり勉強したいと考える方も多いのではないでしょうか。今回の記事では、独学でAIエンジニアになるために身に付けるべき知識や勉強法について紹介していきます。
AIエンジニアが学ぶべきなのは「Python」
AIにおいて一番よく使われるプログラミング言語がPythonです。Pythonは可読性が高く、少ないコード量でプログラムが書けるのが特徴です。近年、特に需要が高まっており、学び始めるエンジニアも増えています。Pythonは、AI(人工知能)やディープラーニング(深層学習)の分野でのシステム開発に利用されることが多く、多くのプロジェクトで実績があります。
Pythonには、非常に多くのライブラリがあり、AIの実装に使えるアルゴリズムも豊富です。また、フレームワークの実用性も高いため効率的なプログラミングが可能となります。
Pythonは科学計算や深層学習の分野で圧倒的なシェアを誇っています。AIエンジニアになりたい人は、まず身に付けるべきプログラミング言語としてPythonを勉強していくことをおすすめします。
AIエンジニアに必要な知識
エンジニアに必要な知識は数多くありますが、その中でも特にAIエンジニアに必要となる知識について紹介していきます。
まず、重要な知識として挙げられるのが数学です。人工知能や機械学習においては統計や関数の知識が求められるため、数学に強いことがAIエンジニアに必要な条件となります。その知識は、高校までの数学ではカバーできないため、大学で数学を学んでいるとAIエンジニアにとって有利になります。
さらに、SQLなどのデーターベースを操作する知識も重要です。人工知能を活用するためには、膨大なデータが必要となります。それらの情報をデータベースとして構築し解析していく必要があります。
独学でAIエンジニアになるための勉強法
AIエンジニアは他の分野のエンジニアと比べて、技術の習得に時間がかかります。まずは、エンジニアとして基本的なプログラミングについて学んでから、AIエンジニアを目指すことをおすすめします。
AIエンジニアになるためには、まずPythonを学んでいくことが必要です。Pythonは日本での利用はそこまで盛んではありませんが、世界的には最も注目されている言語の一つです。参考となる技術書も多数発行されているので、書籍で独学していくのも一つの方法です。
さらに、プログラミング講座に入会して勉強していく方法もあります。同じように勉強していく仲間がいるので、競争意識が芽生えモチベーションを維持しやすくなります。
プログラミング言語について勉強する際には、知識をインプットするだけでなく、実際プログラムを記述しアウトプットすることが大切です。いくら書籍を読み込んでも、実際にコードを書かないと実践的なスキルは身に付きません。エンジニアとしての努力は、どれだけコードを書いてきたのかを問われると言っても過言ではありません。
AIエンジニアのこれからの展望
AI(人工知能)は、これからの発展が期待されている分野です。それに伴い、AIエンジニアの需要もますます高まっていくと予想されます。しかし、Pythonを専門としたAIエンジニアの数は、他のプログラミング言語のエンジニアに比べて少なく、供給が極端に不足している状況です。
AI(人工知能)は医療や科学、統計学といった分野ではもちろん、現在では一般企業の経営にまで関わりが及んでいます。需要の高まりに伴い、AIエンジニアの平均給与も増加していくことでしょう。独学でAIエンジニアを目指す道のりは困難ですが、スキルを身に付けるために努力する価値は大いにあると考えられます。
まとめ
AIエンジニアに限らず、独学でプログラミングの勉強を進めるのは、モチベーションを維持するのに苦労します。できれば、共に勉強していく仲間を作り、切磋琢磨しながらスキルの習得を進めていくと良いでしょう。
また、プログラムが実際に動くのを見るのは、とても楽しいものです。特にAIは、人間の想像を超えるような驚くべき力を発揮することがあります。ぜひ、独学でAIを学び、その喜びを味わってみてください。