エンジニアが転職を失敗させないためには、ある程度の期間を費やす必要があります。
ただ転職期間を長く確保すればいいというわけではありません。
一体どれくらいの期間を費やすのが適切なのでしょうか?
【エンジニアの転職】どれくらいの期間を費やしている方が多いのか?
日本最大級の転職サイトとして知られている“マイナビ”では、転職にどれくらいの期間を費やしている方が多いのかというアンケートを実施しています。
このアンケートはエンジニアだけに絞ったアンケートではありませんが、転職に費やす期間に関するアンケート結果は以下のとおりです。
1ヶ月~2ヶ月:7%
2ヶ月~3ヶ月:13%
3ヶ月~4ヶ月:6%
4ヶ月~5ヶ月:5%
5ヶ月~半年:8%
半年~1年:23%
1年以上:35%
参考:https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/minaoshi/06#question4
上記のアンケートを見ると、5割以上の方が半年以上転職活動をしていることがわかります。
ではエンジニアの転職は、比較的長い期間を費やす方がよいのでしょうか?
【エンジニアの転職】失敗しないためには転職期間を短くすべき?
先ほどのアンケートでは、転職に半年以上の期間を費やす方が多く存在することがわかっています。
ただエンジニアの転職を失敗ためには、なるべく転職期間を短くすべきだと言えるでしょう。
なぜかと言うと、転職活動が長引いた方が考えられるリスクが多いためです。
もちろん転職期間を短くしようとしすぎても、焦ってなかなか良い結果が出ないというリスクはあります。
ただエンジニアの転職活動が長くなると、“このまま転職できないのでは”という不安に襲われます。
そういった不安を感じると、なおさら転職を焦ってしまうことに繋がります。
結果的に転職に成功しても、転職によって改善したかったポイントが改善されない可能性が高くなります。
長い期間を費やしたにも関わらず、転職によって改善したかったポイントが改善されなければ、エンジニアの転職に成功したとは言えません。
またエンジニアの転職期間には、“資格を取得するための期間”も含まれる場合があります。
したがって転職先を探すだけでなく、資格取得の期間も考えないと、どんどん転職期間は長くなってしまいます。
これらのことから、エンジニアの転職期間は長くても半年以内に抑えることが理想と言えるでしょう。
【エンジニアの転職】失敗しないようにどうやって転職期間を短くするのか
エンジニアの転職が初めてという方は、どうすれば転職期間を短くできるのかわからないと思います。
“転職をしよう”と決意した日から、転職先が決まるまでを転職期間とするのであれば、在職中にいかに準備をできるかがポイントとなるでしょう。
エンジニアの求人情報収集はもちろん、キャリアの洗い出しや面接の対策などは、休日をうまく利用して行わなくてはいけません。
エンジニアの転職における準備は、遅くて悪いことはあっても、早くて悪いことはありません。
またなかなか自分で転職期間を短くするのが難しいという方は、転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントは、本来なら自身で行わなくてはいけない応募や面接時間の調整を代行してくれるサービスです。
また転職先が決定した後も、在職中の職場をうまく退職する方法までアドバイスしてくれます。
キャリアを活かした転職をしたいエンジニアほど、転職エージェントを利用すれば効果的になります。
まとめ
エンジニアの転職は、“転職先が決まれば成功”という訳ではありません。
転職後にすぐギャップを感じてしまう場合、エンジニアの転職は失敗したも同然なのです。
転職に費やす期間が短いと、転職後にすぐギャップを感じる可能性は高くなるでしょう。
ただ長く期間を費やしたにも関わらず、転職後すぐにギャップを感じてしまうと、“こんなに期間を費やしたのに”と気が滅入る原因にもなります。