エンジニアの転職は、面接における条件確認でいかにアピールができるかも成功の大きなポイントです。
ただ単に条件確認をするだけでなく、面接官に好印象を持ってもらえるような質問の仕方を心掛けなくてはならないのです。
【エンジニアの転職】面接における条件確認でおすすめの質問方法①
真っ先に質問しておきたいのが、企業の“労働環境”についてです。
たとえ転職に成功したとしても劣悪な労働環境であれば、もちろんエンジニアとして長期間勤務することは難しくなります。
ただ労働時間等について根掘り葉掘り質問すると、あまり面接官に良い印象は与えられません。
したがって同じ意味の質問でも、“参考にしたい”というニュアンスを出しながら以下のように質問することが大事でしょう。
<悪い例>
残業はどれくらいありますか?
<良い例>
力を結集させて業務を遂行するのは、エンジニア業界では常識だと思います。
ちなみに、昨年の御社の平均残業時間はどれくらいでしょうか?
【エンジニアの転職】面接における条件確認でおすすめの質問方法②
次に質問しておきたいのは、企業の“人間関係”についてです。
新しい組織の一員になるにあたって、人間関係が気にならない方はいないでしょう。
どんな方と働くのか、また職場はどんな雰囲気なのかを知るために必要な質問ですが、これもストレートに聞くのは控えましょう。
人間関係の質問が多くなると、面接官に“コミュニケーションが苦手”という印象を与えかねません。
この質問も先ほどの労働環境と同じく、“参考にしたい”というニュアンスが伝わるように、言葉を付け足して質問するのが効果的です。
<悪い例>
職場の雰囲気は良いですか?
<良い例>
私は周囲の人間から、真面目な性格だと言われることが多いのですが、御社の○○部署はどんな雰囲気の方がいらっしゃるのでしょうか?
【エンジニアの転職】面接における条件確認でおすすめの質問方法③
エンジニアは転職するにあたって、企業の“将来性”を重視しなくてはいけません。
いくら本人が意欲的でも、企業の仕事が減少したり、倒産したりしてしまえば意味がありません。
企業における事業に取り組む姿勢、従業員への考え方、または今後のビジョンなどを質問すれば、意欲的なエンジニアであることがアピールできます。
ただ面接時に質問することは、多くても2つ程度にしておきましょう。
細かく聞きすぎると、かえって印象を悪くしてしまうかもしれません。
まずは自分のエンジニアとしてのプランを述べ、そのプランに関連付けた質問ができれば理想的です。
【エンジニアの転職】面接における条件確認でおすすめの質問方法③
エンジニアは転職するにあたって、企業の“将来性”を重視しなくてはいけません。
いくら本人が意欲的でも、企業の仕事が減少したり、倒産したりしてしまえば意味がありません。
企業における事業に取り組む姿勢、従業員への考え方、または今後のビジョンなどを質問すれば、意欲的なエンジニアであることがアピールできます。
ただ面接時に質問することは、多くても2つ程度にしておきましょう。
細かく聞きすぎると、かえって印象を悪くしてしまうかもしれません。
まずは自分のエンジニアとしてのプランを述べ、そのプランに関連付けた質問ができれば理想的です。
<例>
私はエンジニアとして○○のスキルアップを目指し、○年後にはチームを引っ張る存在になりたいと思っています。
その目標を実現するために、御社で○○の経験をさせていただきたいと考えています。
もし御社における○年後の具体的な目標があれば、お聞きしてもよろしいでしょうか?
【エンジニアの転職】面接における条件確認でおすすめの質問方法④
最後に、“エンジニアとしてのやる気をアピールするための質問”について知っておきましょう。
エンジニアとして学習しようとする姿勢をアピールできれば、面接官も採用してみようという気になりやすいでしょう。
またエンジニアとしてのやる気をアピールすることで、同時に社会人としての評価も上がることになります。
<例>
もし採用していただいた場合、勤務開始までに学んでおくべき技術、または目を通すべき書籍などは何かございますか?
先ほど始業時間を9時とお聞きしましたが、出社は何時から可能なのでしょうか?
まとめ
エンジニアの転職における面接の条件確認は、自分が知りたいことを知るというのが目的です。
ただせっかく質問するチャンスがあるにも関わらず、そこでアピールをしないというのは非常にもったいないです。
スキルや実績が物足りないという自覚があるエンジニアは、なおさら面接における条件確認を大事にしないといけません。