エンジニアとして働く以上、使用するパソコンのスペックにはこだわった方がいいでしょう。
エンジニアはどれくらいのスペックのパソコンを使用していれば、人権が認められるのでしょうか?
パソコンを構成するパーツごとに解説していきましょう。
エンジニアのパソコンに必要な最低限のスペック①CPU
エンジニアの人権が認められるパソコンのスペックと言っても、チェックするポイントは1つではありません。
パソコンはいくつかのパーツによって構成されているので、まずは“CPU”に必要なスペックから見ていきましょう。
CPUはパソコンの性能を大きく左右する、言わば“脳”のような存在です。
IntelのCore i5、またはCore i7のクロック数2.5GHz以上のパソコンを使用すれば、エンジニアとしての人権が認められるでしょう。
スペックの高いCPUを選ぶほど、パソコンの処理速度が増して仕事がスムーズになります。
エンジニアのパソコンに必要な最低限のスペック②メモリ
エンジニアは使用するパソコンを選ぶ際、“メモリ”の容量もチェックする必要があります。
処理速度、処理時間には直接関係しないメモリですが、容量を多く使用するプログラムを作成するエンジニアは、なるべくメモリの容量が大きいパソコンを選択しましょう。
最低でも8GB、長い期間使用することを考えると16GBあれば、エンジニアとしての人権が認められるでしょう。
普段から容量を多く使用する作業を行うエンジニアであれば、32GB、64GBのパソコンを選んでも全く問題ありません。
エンジニアのパソコンに必要な最低限のスペック③ストレージ
パソコンのストレージは、HDDかSDDに種類が分かれます。
HDDを選択する場合、容量は大きいものの処理速度は遅くなり、SDDを選択する場合は容量が少なく、処理速度は早くなります。
好みで選択することにはなりますが、HDDとSDDの処理速度は歴然のため、エンジニアはSDDを選択することをおすすめします。
もしくは、OSを入れるストレージにSDDを使用して、サブのストレージとしてHDDを使用するというパターンもあります。
この場合、SDDの容量は256GB以上、HDDのストレージは500GB以上が理想です。
エンジニアのパソコンに必要な最低限のスペック④電源
電源はパソコンの性能に直接影響しないパーツですが、容量が少ないとパソコンの動作は安定しなくなります。
そもそもスペックが低いとパソコンが起動しなくなる原因にもなるので、最低でも500W以上の電源を使用しましょう。
CPU、グラフィックボードの性能が高ければ高いほど、スペックの高い電源を使用しなくてはいけません。
エンジニアのパソコンに必要な最低限のスペック⑤マザーボード
エンジニアが使用するパソコンにおけるマザーボードは、Intelのチップセットが乗っている製品を選択しましょう。
性能への影響は少ないので、20,000円前後くらいのミドルクラス製品を選択すればOKです。
エンジニアのパソコンに必要な最低限のスペック⑥グラフィックボード
グラフィックボードは、ゲームなどのプログラミングをするエンジニアでない限り、そこまで高性能なものを用意する必要はありません。
ただ今後エンジニアとしてさまざまなプランが考えられる場合、最初から10,000円前後のグラフィックボードを選択しておくことをおすすめします。
まとめ
エンジニアの人権が認められるパソコンのスペックは、そのエンジニアがよく利用する言語などによっても微妙に異なります。
またパソコンは次々と新しいものがリリースされるため、1年経つと必要なスペックはかなり変化します。
ちなみにエンジニアの約90%はOSがWindowsのパソコンを使用しています。
ただ必ずしもWindowsを使用する必要はなく、むしろMacの方が柔軟性はあると言えます。
MacでWindowsをインストールして利用することも可能なため、さまざまな業務を行う可能性があるエンジニアはMacの使用をおすすめします。