結婚し子どもが生まれ、幸せいっぱいなプライベート。しかしながら我が子の将来のため、自分たちの老後のためなど残念なことに資本社会に生きている限りお金は必要。
もちろんお金に限らず、結婚や出産で仕事を諦めたくないという人も大勢いることでしょう。共働きをしなければならない人、仕事を諦めたくない人など事情は十人十色で千差万別。
稼働時間が高く大変なイメージを持たれがちなエンジニアですが、実は子育てをしながらでも働きやすい環境が整っている職業であることをご存知でしょうか。
そんな子育てエンジニアの働き方をご紹介していくので是非参考にしてみてください。
子育てテレワークの強い味方、スタンディングデスクの活用
子育てのためにテレワークなどリモートで働く人が増えてきていますが、子どもを抱っこしながら通常のデスクで作業をするのはなかなか困難です。
そこで活用したいのがスタンディングデスク。集中力アップなどで注目を集めていますが、子育てをしながら在宅で働くのにも大活躍してくれます。子どもを抱っこ紐に入れて働くその姿はサラリーマン金太郎を彷彿させられます。
立ちながらのPC操作に不慣れな人も多いかと思いますが、サーバーのコンソール作業などをこなしているエンジニアにとってはどこ吹く風。キーボードを叩く音が子守歌代わりになることも…。
なかなか凄い光景ですが限られた時間を有効活用するためにも家の中ではなりふり構わずいきましょう。
働き方の自由度抜群、クラウドソーシングの利用
時短勤務など制度を利用するのは定石ですが、悲しいことにその分の給与控除が発生してしまいます。その際はLancersなどのクラウドソーシングサービスを利用して控除分を補填するような働き方も有効です。
昨今、副業が注目されておりこうしたサービスの拡充とともに案件も増加してきていますが注目したいのがエンジニア案件の単価の高さ。
たとえば、WEBライターの単価が1記事1500~5000円(稀に1文字4円なんてものもありますが…)程度ですが、エンジニア案件を見てみると1案件2万円~数十万円の案件がゴロゴロ転がっています。その差なんと4倍から10倍以上です。
案件内容もシステムやWEBページの制作、ツールの改修など多岐に渡るので自身の得意分野で稼ぐことができるのも魅力的ですよね。
仮に30000円の案件を月に10件こなせれば単純計算で30万円の収入です。手が速いエンジニアであればそれ以上に稼ぐこともできることでしょう。40万、50万円と稼ぐようになると会社勤めよりも収入が増えるかもしれません。クラウドソーシングの活用は子育てと仕事へのやり甲斐の両立が可能な働き方なのです。
また、案件を自分で選べることから、今後挑戦したい分野での実務経験も得られます。子育てでブランクを作るどころか復職後のキャリアアップにも期待できますよ。
成果主義の会社に勤める
「腕に自信あり」のエンジニアには先に紹介したクラウドソーシングサービスや業務委託と同様、外資系の会社のような成果主義で裁量を持って働ける会社に勤めるというのも手段のひとつです。
成果物(納品物)を期日までに作成できることを前提としていますが、スケジュール管理をはじめタスクコントロールを自身でできるので時間に縛られずに働くことが可能。
短時間で効率よく成果を上げられるエンジニアにとっては働く環境を変えずに働き続けられるので魅力的です。
まとめ
- 子育て、抱っこしながら作業するのにスタンディングデスクが有効
- クラウドソーシングサービスにおいてエンジニアの単価はとても高い
- 成果主義なら裁量もって働くことが可能
エンジニアにフォーカスした働き方を紹介してきましたが、どんな会社に所属していても利用できる育児短時間勤務などの時短勤務制度や育児休業給付金など制度を利用するのも視野に入れると選択肢が随分と増えるものです。
多様化している昨今では正しい働き方という正解は存在せず、自身に合わせた方法を選ぶこと子育てしながら働くことにも同じことが言えます。様々な働き方が存在しますがの特性をきちんと理解し、より良い環境を整えていきましょう。