企業が利益を上げていくためには、営業力を強化して受注率をアップさせていくことが大切です。そこで、注目されているサービスが「Salesforce」です。
Salesforceを利用することで、顧客管理や営業管理が容易になります。今回の記事ではSalesforeの意味や、Salesforceエンジニアの役割について解説していきます。
Salesforceとは?
CRM・顧客管理・営業支援 – Sales Cloud – セールスフォース・ドットコム https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview/
Salesforceとは、クラウド上で営業支援、カスタマーサービス、マーケティング、eコマース、情報分析等、ビジネスに役立つツールを提供するサービスです。サービスは64言語で利用可能で、10万社以上の企業に導入されています。クラウド型の営業支援ツールとしては、世界最大級のシェアを誇っています。
Salesforceのメリットは、PCとインターネット環境さえあれば導入が可能になる点です。クラウド上でサービスが提供されているため、自社にサーバーやデータベースを設置する必要がありません。
また、Salesforceは利用状況に応じて料金を支払う、従量課金制となっています。費用を安く抑えられるため、大企業だけでなく中小企業でも多く利用されています。
さらに、Salesforceでは企業が自由に利用する機能を選択できます。様々な業種で導入が可能な他、事業の変更や導入範囲の拡張等にも柔軟に対応できます。
Salesforceエンジニアの役割
Salesforceでは、データベースやUI、外部サービスとの連携機能等のアプリケーション開発プラットフォームが提供されています。これらを社内用として独自にカスタマイズすることで、さらにサービスが使いやすくなります。
Salesforceにおける機能のカスタマイズは、プログラムを実装せずに設計できます。ただ、カスタマイズにはドメインモデルやオブジェクト指向といった、システム設計の知識が求められます。Salesforceで機能を設計し、それぞれの企業にカスタマイズするのが、Salesforceエンジニアの役割です。
Salesforceエンジニアになる方法
Salesforceエンジニアになるためには、主に二つの方法があります。現在、所属している企業でSalesforceを導入する方法と、転職してSalesforceエンジニアになる方法です。
Salesforceは、営業・管理業務を自動化し業務効率の改善を図れます。企業にとってもメリットが大きいため、自社で導入が検討される可能性も大いにあります。所属している会社で導入が決まれば、開発に携わることでSalesforceエンジニアとしての経験を積めるでしょう。
また、Salesforceエンジニアとしてのキャリア設計を考えている場合には、転職を検討してみるのもいいでしょう。最近では、Salesforceエンジニアの求人が多く見受けられます。Salesforceの開発経験がなくても、エンジニアとしてスキルがあれば応募できる案件が見つかるはずです。
Salesforceエンジニアのキャリア設計とは?
現在、Salesforceエンジニアとして活躍している人はいますが、そのキャリアは様々で役割も異なります。したがって、Salesforceエンジニアに決まったキャリア設計は存在しません。
Salesforceに興味がある場合、関わる機会を探して積極的に参加してみましょう。例えば、Salesforceのユーザー会やセミナーに参加することで、キャリアを築いていくきっかけを作ることも可能です。
Salesforceは様々な業種で導入が進んでいるため、今後は案件が増えることが予想されます。Salesforceの開発を経験し、企業ごとにカスタマイズする知識を身に付ければ、Salesforceエンジニアとしての地位を確立できるはずです。
まとめ
以前、顧客管理や営業支援のシステム開発は、長い工数が必要で費用も高価でした。しかし、Salesforceの登場により導入のコストが下がり、企業に合わせてカスタマイズすることも可能となりました。
これから、Salesforceエンジニアの需要は高まっていくことが予想されます。Salesforceには無料トライアルが用意されており、費用をかけずに試すことが可能です。興味を持った方は、ぜひ利用してみることをおすすめします。