最近、エンジニア以外でプログラミングを学びたい方がとても増えています。プログラミングを学んでおくと、情報システムの理解や、ブログのカスタマイズ等様々な場面で役に立ちます。
エンジニア未経験の人にとって、最初に勉強するプログラミング言語の選択は重要です。プログラミング言語は数多くの種類があり、それぞれ特徴も異なります。今回の記事では、初心者の方がプログラミングを始めるにあたって、特におすすめしたい言語を紹介していきます。
Java
現在、システム開発の現場において最もよく使われるプログラミング言語がJavaです。ウェブ系から業務系まで、様々な種類のシステムに利用されているため、常に一定の需要があります。特に、会社員としてプログラマーの仕事をしたい方におすすめします。
Javaはプログラミングに必要な概念である、オブジェクト指向についての知識を効率的に学べます。Javaを学んでおくと、他の新しい言語にも入りやすくなるため、初心者が学ぶ最初の言語としても適しています。
Python
将来性がある言語を学びたい方にお勧めしたいのがPythonです。特に、AI(人工知能)や機械学習に関するライブラリが豊富なため、今後の需要は上がっていくことが予想されます。
Pythonは、書籍だけでなくインターネット上の学習サイトでも学べます。AIやロボットなど、最新の技術に触れてみたい方におすすめする言語です。
Ruby
Rubyはプログラミング言語の中でも数少ない、日本人によって作られた言語です。文法がシンプルで分かりやすく、他の言語に比べて習得しやすいと言われています。
Rubyには「Ruby on Rails」と呼ばれる強力なフレームワークがあります。特に、Web系システムの開発で多く使われているため、仕事としての需要も期待できます。
Swift
スマートフォンは現代において欠かせないIT機器となりました。そして、スマートフォンの中でも特に有名なiPhoneのアプリ開発に使われている言語がSwiftです。
MacBook等のApple製PCをお持ちで、アプリ開発をしてみたい方には特におすすめできます。プログラミング言語を学ぶにあたって、モチベーションの維持は大事な要素です。iPhone上で作成したアプリが動く姿を見られるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
PHP
PHPはウェブページを記述することに特化したサーバーサイドスクリプト言語です。動的なウェブサイトや、ウェブアプリケーションを作る際に適しており、特に将来フリーランスのエンジニアとして活躍していきたい方におすすめできます。
参考となる書籍や学習環境も充実しており、初心者が学ぶ言語としても適しています。ウェブ開発の案件は数多く、仕事としての需要も期待できます。
Visual Basic
プログラミングが必要な場面はシステム開発だけではありません。プログラミングを覚えると、業務上の様々な作業を効率化できます。特にExcelを使う仕事をしている方にお勧めしたいプログラミング言語がVisual Basicです。
エクセルのマクロを組む際には、VBAと呼ばれる「Visual Basic for Applications」が使われます。このVBAを学んでおくと、Excelを使う業務において仕事が大いに捗るはずです。
Unity
子供の頃にゲームを作ることからプログラミングを始めたエンジニアは少なくありません。そんなゲーム制作に強い興味を持っている方にお勧めしたい方法がUnityによるプログラミングです。
Unityは正確に言うとプログラミング言語ではなく、統合開発環境を含むゲーム開発プラットフォームを指します。実際の開発は「C#」というプログラミング言語を利用します。Unityを使うと3Dゲームを簡単に制作でき、すぐに動く様子を見られます。
まとめ
初心者が学習するプログラミング言語を選ぶ際には、プログラミングで何をやりたいかを考えることが大切です。
将来の仕事としていきたい、副業としてスキルを身に付けたい、プログラミングの概念を学びたい等、様々な判断基準があります。目的が決まれば、相談を受けるエンジニアもその人に合ったプログラミング言語をおすすめしやすくなります。