エンジニアが社外ネットワークで得られる五つのメリット

エンジニアは勉強会や出向が多く、比較的社外のネットワークを作りやすい環境にあります。これらの社外ネットワークはエンジニアにとって、とても有意義な影響をもたらします。
特に次の五つの点で大きなメリットがあると言えるでしょう。
・スキルアップに役立つ
・自分の市場価値を確認する
・勉強会や副業の情報を得られる
・様々な仕事の仕方を学べる
・メンタル面で良い影響をもらえる
これらのメリットについて一つひとつ解説していきます。

スキルアップに役立つ

一つの会社にいると業務内容が限られるため、どうしてもスキルが偏りがちになります。社外の勉強会に参加して、日ごろ接する機会のないスキルを習得しましょう。また、新しいスキルは、自身の業務で実際に使ってみることが肝心です。仕事の効率化や、新たな事業の開拓に役立ちます。
エンジニアがスキルアップするためには、最新の技術動向について知ることが大切です。多くの人の話を聞くことで、新たな言語や技術の需要について情報を得られます。そうして得た情報を今後の仕事に活かしていきましょう。

自分の市場価値を確認する

会社によって、能力の査定基準は大きく異なります。他の会社の人と接して、システム業界における自分の市場価値を常に把握しておきましょう。また、同じ業務ばかり担当していると、いつの間にか時代遅れのエンジニアになっている可能性もあります。業界の動向を知り、需要がある技術のスキルアップを心がけましょう。
自身の能力を知ることにより、行っていくべき仕事や、力を発揮しやすい環境が明確になります。常にキャリアアップを心がけ、給与や待遇が向上するように意識していきましょう。

勉強会や副業の情報を得られる

エンジニア業界では、プログラミング等の勉強会が頻繁に行われています。しかし、参加メンバーやレベルは様々で、自分に合った勉強会を見つけるのは大変です。そんな時に、社外のネットワークを持っていると、良い勉強会を紹介してもらいやすくなります。
また最近では、副業を許可するIT企業も増えてきました。広い人脈を持っていれば、それだけ副業を見つけやすくなります。副業をすることで、新しい技術を実践する機会が持てます。さらに、隙間時間を有効に使えるので、収入アップや能力の向上に役立ちます。

様々な仕事の仕方を学べる

システム開発では、仕事に対しての様々なアプローチ方法が考えられます。ただ同じ会社に勤めていると、どうしても以前と同じやり方を採用する傾向が強くなります。他の会社の人と接する機会があれば、違うやり方を教えてもらえます。様々な仕事のやり方を学ぶことで、より効率的に業務をこなせます。
また、システム業界ではフリーランスや出向といった様々な働き方があります。社外の人と会うことで、自分に合った新たな働き方を模索することも可能となります。

メンタル面で良い影響をもらえる

エンジニアは、拘束時間が長くなる傾向が強く、メンタル面の管理に苦労する人も多く見受けられます。たとえ残業や休日出勤が多い会社であっても、問題があることに気付けないかもしれません。
社外ネットワークを活用することにより、違う業界や業種の人と交流できます。自分の会社や業界を客観的に見ることで、仕事に対する接し方や考え方を改善できる可能性があります。
会社によって働き方や雰囲気は大きく異なります。エンジニアはスキルがあれば転職に困ることはありません。自身がエンジニアとして長く働けるような環境を整えることを重視しましょう。

まとめ

社外ネットワークを広げるためにも、勉強会やセミナーには積極的に参加しましょう。社外の人と接することで、様々な考え方に触れられます。仕事のやり方の改善や、自身のスキルアップに役立てられるはずです。
また、将来にわたりエンジニアとして活躍していくためにも、指標となるべき人を見つけることは重要です。社外にもネットワークを広げることで、より多くの人の中から見定めることが可能となります。