エンジニアこそ筋トレすべき!トレーニングの方法や効果を解説

エンジニアは仕事時間の大半をPCの前で過ごします。そこで気になるのが筋力や体力の低下です。肩こり、腰痛、頭痛を抱えているエンジニアは職場で多く見受けられます。

筋力や体力の低下を防ぐために、エンジニアこそ筋トレをすべきだと感じます。今回の記事では、仕事中に気を付けるべき事や、休憩・通勤時間でできる筋トレ方法、そしてトレーニングによる効果について解説します。

仕事中に気を付けるべき事

エンジニアはPCチェアに座って仕事します。そこで一番大事なのは、姿勢です。エンジニアの方に多いのが、お尻を前にスライドして座る姿勢や、顔を前に出す猫背の姿勢です。これらの姿勢は肩こりや腰痛を誘発するので避けましょう。

PCチェアに座る際には、頭からお尻まで直線状になる姿勢を心がけます。棒が一本真っすぐ通っている様子をイメージすると、姿勢を保ちやすくなります。足は組んだりせずに、足の裏を地面にしっかりと付けます。

モニタやPCチェアを工夫するのも、姿勢の改善に効果的です。モニタは、机上台やアームを使い高さを上げましょう。モニタの上端と目線を水平にした高さを合わせると、頭の角度が下がりません。

職場の環境が許せば、バランスボールやスタンディングデスクの利用も効果的です。PCチェアを交換できない場合は、クッションや姿勢矯正シートを使うと姿勢を改善しやすくなります。

休憩・通勤時間でできる筋トレ方法

ジムへ行かなくても、休憩や通勤時間を使えば筋トレが可能です。まずは、肩こりを改善するためにストレッチをしてみましょう。定期的に首や肩を回して、コリをほぐします。また、デスク下で片足を浮かすと、インナーマッスルを鍛えられます。

電車での通勤時間も筋トレに充てましょう。つり革や手すりを持たず、足を肩幅に開き直立の姿勢を保ちます。さらに、つり革を使ってつま先立ちをすると、ふくらはぎを鍛えられます。

ただし、電車内では周りの状況を考慮する必要があります。満員電車では筋トレを行わないようにしましょう。

食生活の見直し

エンジニアは残業が多く、勤務時間が不規則になりがちです。間食や外食が増える方も多く、糖分や脂質を取りすぎる原因にもなります。このような食生活は、体に良くないだけでなくパフォーマンスも落ちやすくなります。

エンジニアの食生活の見直しについては、まず間食を止めることが大切です。IT企業のオフィスにはチョコレート等のお菓子が多く、つい食べ過ぎてしまう傾向にあります。

飲み物は糖分やカフェインの取りすぎを避けましょう。水やお茶などカロリーや糖分の少ない飲み物が最適です。

また、エンジニアは帰りが遅くなりやすいため、夜食を食べることが多くなります。帰宅後の寝る前に食事をとると、寝ている最中に胃が動き質の良い睡眠がとりにくくなります。残業の際には、休憩時間等を利用し19時頃に夕食を食べましょう。

エンジニアが筋トレする効果

エンジニアが筋トレする効果は、肩こりや腰痛の改善だけではありません。定期的に運動することで、集中力の増加に繋がります。モチベーションも維持しやすくなり、仕事のやる気も上がります。

また、昼間運動することで、ほどよく疲労感が蓄積し夜も眠りやすくなります。筋トレして体力を向上させると、病気の予防にも効果的です。

さらに、姿勢や体つきは自信の有無に大きな影響を及ぼします。姿勢を良くすることで、コミュニケーションや会議の発言等で存在感を示しやすくなります。

まとめ

エンジニアにとって、定期的に運動することはとても大切です。運動時間を確保しにくい場合には、休憩時間や通勤時間を利用して、体を鍛えましょう。

筋トレはすぐに効果が出ないため、続けていくことが肝心です。エンジニアとして長く働くためにも、筋トレを習慣づけて健康的な体を維持しましょう。