エンジニア未経験の方が転職に成功した後は、会社の業務に必要なスキルを優先的に身に付けます。
その後、どの言語の需要が多いのかを把握して、習得すべきスキルに向けて努力しましょう。
ある程度エンジニアとしての業務に慣れてくれば、少しずつ需要を意識したスキルアップも大事になってきます。
エンジニア未経験の方が転職後に知るべき需要の多い言語①
需要が多い言語としてまず把握しておくべきなのは、何と言っても“Java”、“JavaScript”でしょう。
この2つの言語は、世界で1番需要がある言語と言っても過言ではありません。
開発者の“Web開発の現場で欠かせない”という声も多いです。
数多くのプラットフォームに採用されており、組み合わせることでさらに広範囲のWebシステムで活用できます。
Javaは決して習得が用意な言語ではありませんが、JavaScriptは敷居が低く、非常に便利な言語として有名です。
スマートフォンやWebサービスの普及が続く限り、JavaとJavaScriptの需要がなくなることはないでしょう。
この2つの言語の需要が多い証拠に、求人情報は正社員、契約社員、アルバイト問わず非常に豊富です。
ウェブエンジニアとしての活躍の場を広げるためには、必要不可欠な言語です。
エンジニア未経験の方が転職後に知るべき需要の多い言語②
需要が多く、比較的習得しやすい言語には“PHP”も挙げられます。
ホームページの制作などで主に利用されている言語で、PHP関連の求人数は非常に多いです。
Webサーバにおいて機能するスクリプト言語として、またはプログラミング言語として独立して動かすこともできます。
サーバに大きな負荷を与えずに機能する言語なので、積極的に取り入れる企業も多いです。
PHPは、プログラミング言語として非常に古い歴史を持つ“C言語”と文法が似ていることで知られており、C言語に精通しているエンジニアが多くPHPにシフトしてきています。
またエンジニア未経験の方が転職後に勉強する場合でも、初心者向けの書籍が数多く出版されているため非常に学びやすいでしょう。
HTML、JavaScriptなど、他のWeb系言語を合せて習得することで、エンジニアとしてのスキルは一気に高くなります。
エンジニア未経験の方が転職後に知るべき需要の多い言語③
これから需要が増加してくると予想されているのは、“Python”です。
Pythonは無料のオープンソーススクリプト言語として人気で、ソースコードが短いので理解しやすいのが特徴です。
エンジニア未経験の方が転職後に勉強する場合でも、比較的勝手が分かりやすいと言えるでしょう。
海外は徐々に利用が増えている言語ですが、日本ではまだそれほど浸透していないイメージがあります。
ただSNSの開発に利用されたり、Googleを構築する言語の1つだったりと、実績に関しては申し分ない言語と言えます。
またWindowsやMac、Linuxと数多くのOSにも対応しているので、エンジニアとしての寿命を延ばすことを考えると、ぜひ習得すべき言語だと言えるでしょう。
汎用性が高い言語でもあるので、今後エンジニアとして転職することになった時、大きな武器になるかもしれません。
Pythonに似ている言語に、日本人によって開発された“Ruby”という言語があります。
RubyとPythonを合せて習得すれば、より一層エンジニアとしての需要が高まることになるでしょう。
まとめ
今回紹介した需要のある言語は、比較的汎用性が高いものばかりです。
そして現在だけでなく、今後はしばらく需要が多い状況が続くと予想される言語です。
エンジニア未経験の方は、転職後にすぐ必要になる言語、そして将来的に必要になるであろう言語の両方を把握しなくてはいけません。
経験があるエンジニアは将来を見据えたスキルアップを心掛ければいいですが、未経験のエンジニアは今必要な言語も習得しなくてはいけないのです。
また自分がどのようなエンジニアになりたいのかも考え、プランにあった言語を選んで勉強することも大切です。